Education
教育
コンピュータ業界への就職や転職をお考えの方々は、採用する側にある種の「ジレンマ」があることを御存知でしょうか。それは、この世界を目指す、既に十分な技術や資格をお持ちの方もたくさんおり、今も日々多くの方々が、雑誌やWebサイトなどから就職を希望をされているにも関わらず、その一方で、人が足らない、人が居ないと毎日のように様々な企業様からお聞きするという、いわば「矛盾」が存在しています。
これはなぜでしょうか。
答えは、この「人」という言葉にあります。IT業界を目指される方々が考える「人」と、企業が求めている「人」に差があるのです。それはどんな差でしょう？
一昔前であれば、時代の波と共にシステムも「作れ作れ」の波、そんな波に求められていたのは、頭のいい「開発者」「技術者」に他なりません。
夜な夜な黙々とプログラムを作り、ともすれば寝食も自分の端末と共にし、本番稼働の日には朝日を拝み、正常稼働を見届けて、ほっと一息をつく。
自分の作ったものが正常に動いた瞬間ほどうれしいものはありません。
ただその一方で、同時に少しずつ失われていくものもありました。それは「心」と「コミュニケーション」です。実は、この5年から10年の間に、企業が求める「開発者」「技術者」の姿に、大きな変化がありました。
つまり「心」のある、「コミュニケーション」を大切にする「開発者」「技術者」が、最も大切で、最も必要な「人」であることが判ったのです。
弊社のお得意先様、お客様はそういった「人」を求めていらっしゃいます。
当然、私たちもそういった「人」を今も十分に教育し、指導しておりますし、「Recruit」のページにもありますように、そういった「人」を求め続けています。
弊社では、技術力・開発力もさることながら、「企業モラル」と「規律」を基礎としながら「心」と「コミュニケーション」を育みます。逆に言えば、「心のなさ」と「コミュニケーション不足」が企業活動のボトルネックとならない様、継続して指導を続けております。